学校林ってご存知ですか?
全国約2.7千校で学校林(平成23年7月現在 約1.8万㌶)を有しており、学校林の活用や身近な森林において森林環境教育が広く実施されています。
国土緑化推進機構では、学校林等を活用して、次世代を担う児童・生徒、教員、地域の森林ボランティア団体等が一体となって森林体験活動などに取組む「森林環境教育促進事業」や、学校敷地での緑化活動を行う「学校環境緑化モデル事業」を実施しています。
コンクール・表彰式
学校林等を活用して、緑化教育等に教育効果をあげた学校を表彰する、「全日本学校関係緑化コンクール」を実施しています。
各都道府県知事からの推薦を受け、学識経験者等で構成する審査会において審査・選考します。
受賞校及び受賞者は、全国植樹祭において表彰します。
森林環境教育の実施方法について
森林教育を学びたい方のための参考書籍
森の中の自然体験プログラム集 指導者向け (A4判 64ページ)
「森林」を「学校」にして、児童・生徒たちが自らの行動で体験し、「楽しみ、感じ、知り、理解する」ための先生方の指導用冊子です。
各プログラムには ねらいや心構え、手順、必要備品、安全管理のためのポイントなども掲載しています。
森の便利帳 (ポケット判 126 ページ)
自然観察から森林体験、野外活動の基本まで、実用情報を厳選し、コンパクトに収録。
指導者だけでなく、自然愛好家や自然に親しもうと考えている方に最適です。
「ぐりーん・もあ」for KIDS 集 (A3 判 24 ページ)
機関誌「ぐりーん・もあ」で2009 年から掲載している「for Kids」コーナーを一冊にまとめた、子ども向けの森林環境教育補助教材。
日本の森林の現状や森の健康診断など、森林環境教育に使える題材を、子どもにも分かりやすいイラスト付きで掲載しています。
「ぐりーん・もあ」for KIDS 集のお問い合わせ先
お問合せ先
電話:03‒3262‒8457(担当:基金管理部)
調査報告
国土緑化推進機構では、昭和25年以来学校林活動の推進を図っており、ほぼ5年ごとに学校林現況調査を行ってきました。青少年に対する森林環境教育の拡充が求められている中で、学校林の一層の活用を図ることが課題となっており、本調査はそのための基礎データを提供するものです。