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【10/28・10/29】「森林環境教育・森林ESD」「緑の少年団」推進 オンライン・セミナー開催のお知らせ

2020年度から、小学校では主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)や地域資源を活用した教科横断的な学習等を重視した新たな「学習指導要領」が導入され、本年5月には新たな「学習指導要領」に準拠した「教科書」が公開されました。

“森林”は体験学習のみならず、関連した調べ学習、問題解決学習等が行いやすく、教科横断性等があることから、有効な学校教育の題材と認識されつつあり、「緑の少年団」等において森林環境教育・森林ESDの進展が期待されます。

また、2018年4月に、環境を通した保育・幼児教育の重要性が強調された新たな「幼稚園教育要領」「保育所保育指針」等が導入され、同年10月には「森と自然の育ちと学び自治体ネットワーク」が結成されるなど、幼児教育の質の向上に向けて「森と自然を活用した保育・幼児教育」への注目は高まっています。

こうしたことから、平成31年度林野庁補助事業により取りまとめた「今後の「緑の少年団」の促進方向」(検討試案)」では、「緑の少年団」活動も幼児期も取り込んだ活動として拡充していくことを提起したところです。

そこで、新たな「学習指導要領」や「幼稚園教育要領」に対応させて、「森林環境教育・森林ESD」や「緑の少年団」を、幼児期を含めて効果的に普及・定着させるために、都道府県レベル・市町村レベルの支援体制や、指導者育成、プログラム等の改善・発展方策等について考えるオンラインによる全国セミナーを開催します。


日 時 : 2020年10月28日(水)13:30~18:00
           10月29日(木)13:30~17:45

場 所 :(都道府県・都道府県緑化推進委員会)
                                   オンライン会議システム「Webex」

        (その他一般) Youtube

主 催 :  (公社)国土緑化推進機構

対 象 : ・都道府県森林環境教育担当者
                              ・都道府県出先事務所職員
               ・都道府県緑化推進委員会、緑の少年団関係者
                              ・森林管理局・森林管理署 森林ふれあい担当職員
                              ・教職員、教育委員会・学校関係者
                              ・青少年教育施設・森林総合利用施設等の職員
                              ・緑の募金・緑と水の森林ファンド 助成対象団体
                              ・森林NPO・森林インストラクター等

参加費 : 無料

定 員 : 100名

申し込み:こちらをクリック

プログラムチラシはコチラ

◆1日目【10月28日(水)】

〇新たな「学習指導要領」とそれに対応した「教科書」の記載内容の紹介や、青少年教育施設における「体験活動」の受入や、
学校への「出前授業」等の先進事例から、今後、「緑の少年団」をはじめとして「森林環境教育・森林ESD」を促進する上で
必要となる理論や手法、枠組みを学ぶ。

1.開会挨拶

 沖 修司((公社)国土緑化推進機構 専務理事)
 木下 仁(林野庁 森林利用課 山村振興・緑化推進室長)

2.基調講演

1)「新たな「学習指導要領」における「森林」の位置付けとその重要性」
山下 宏文(京都教育大学 教授)

3.概要報告

1)「教育的視点を併せ持った、地域と学校が連携した「森林ESD
~教科横断的な学習を進める「森林ESD」の提案とその促進策~
(公社)国土緑化推進機構 政策企画部

2)「新たな「学習指導要領」における「森林」の位置付けと
「小学校教科書」における森林に関する記述と授業展開の可能性」
寺嶋 嘉春((一社)日本森林インストラクター協会 会長)

4.事例報告

1)青少年教育施設と連携した「体験活動」の受入の仕組みづくり
①「青少年教育施設と連携した森林環境学習「やまのこ」事業」
~滋賀県内全小学校4年生を対象にした体験学習と事前・事後学習~
廣瀬 正明(滋賀県 森林政策課長)

②「国有林・遊々の森を活用した青少年教育施設での体験林業等実施」
~東京都多摩市内全小学校6年生を対象にしたプログラム提供~
五味 直喜(多摩市立八ヶ岳少年自然の家((一社)富士見町開発公社))

2)学校への「出前授業」の仕組みづくり
③「森林インストラクターの育成と一体となった「森林学習等支援事業」」
~プログラム開発・フィールド紹介・指導者派遣・道具等貸出・活動助成が一体となったトータルのサポート体制の構築~
豊丸 敏秋((公財)かながわトラストみどり財団)

④「森林NPOと連携した「緑の少年団」設置校等への出前講座の実施」
~島根県緑の少年団連盟の加入団向け研修と一体となった出前講座~
持田 守夫((公社)島根県緑化推進委員会 常務理事・事務局長)

5.質疑応答・まとめ

(登壇者)
基調講演・概要報告・事例報告者
(コメンテーター)
木下 仁(林野庁 森林利用課 山村振興・緑化推進室長)

6.閉会

(都道府県・都道府県緑化推進委員会・関係団体のみ)
・講師との顔合わせ・意見交換

 

◆2日目

〇新たな「幼稚園教育要領」における自然等の取り扱いや、幼児期における「森林環境教育・森林ESD」や「緑の少年団」を促進するために行っている、
都道府県・市町村・関係団体等による個別園への支援策や森林整備・活用支援、指導者養成、認定・登録制度等の先進事例から、今後、幼児期における
「緑の少年団」をはじめとして「森林環境教育・森林ESD」を促進する上で必要となる理論や支援策を学ぶ。

1.開会 開会挨拶・オリエンテーション
2.基調講演 「新たな「幼稚園教育要領」等における「自然」の位置付けとその重要性」
   山口 美和(上越教育大学大学院 准教授)
3.事例報告

1)都道府県森林環境税を用いた個別園等への支援
① 畠山 真紀子(秋田県 農林水産部 森林整備課 調整・担い手班 副主幹)
今井 翔(長野県 林務部 森林政策課 企画係 主任)

2)保育園・幼稚園等による森林整備・活用への支援
③ 綾部 勉(公益社団法人 北海道森と緑の会 事務局長)
    上田 融(NPO法人いぶり自然学校 代表理事)
④ 佐藤 洋(都留市宝の山ふれあいの里・ネイチャーセンター 博物館学芸員)

3)「森林総合教育センター(morinos)」開設を通した市町村支援・指導者養成
⑤ 井田 琢也(岐阜県立森林文化アカデミー 森林総合教育センター(morinos))

4)林務部署が主体になった「しが自然保育認定制度」創設
⑥ 神前 武史(滋賀県 琵琶湖環境部森林政策課 交流推進係 副主幹)

5)幼児期における「緑の幼年団」の登録・支援
⑦ 白川 敦朗(公益社団法人 青森県緑化推進委員会)

4.質疑応答・まとめ

(登壇者) 基調講演・事例報告者
(コメンテーター)木下 仁(林野庁 森林利用課 山村振興・緑化推進室)

5.閉会

(都道府県・都道府県緑化推進委員会・関係団体のみ)
・講師との顔合わせ・意見交換
・都道府県・都道府県緑化推進委員会向けの新たな支援事業の説明・質疑応答

 

お問い合わせ先 

公益社団法人国土緑化推進機構 政策企画部 [担当:山本・矢島・木俣・冨永]
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-7-4 砂防会館別館5階
TEL:03-3262-8437  FAX:03-3264-3974
E-mail:comis@green.or.jp

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