令和5年3月8日(水)、東京2020大会の原点である復興オリンピック・パラリンピックを振り返り、被災地の復興を祈念すべく、大会会場となった有明アリーナに植樹を行いました。
1 目的
東京2020大会の会場である有明アリーナを訪れる方々が、復興オリンピック・パラリンピックを改めて認識し被災地の復興を祈念する場、並びに東京2020大会のレガシーとすべく、被災地を象徴する樹木の植樹を行いました。
2 植樹木
岩手県:アカマツ
岩手県は日本一のアカマツ産地です。中でもナンブアカマツは、県内いたるところに生息している県の代表的樹種です。東京2020大会選手村には、同種の木材が提供されました。
宮城県:サクラ(ソメイヨシノ)
東日本大震災以降、被災された方々の心に寄り添い、復興を遂げた街並みを彩る樹木として、河川沿いを中心に宮城県内の各地で植えられています。
福島県:ケヤキ
福島県の木に選定され、県内に広く分布しており、成長が早く、寿命が長いのが特徴です。第69回全国植樹祭(平成30年福島県開催)では、天皇陛下がお手植えされました。
熊本県:クスノキ
熊本の初夏は萌えるようなクスノキの若葉で生命力に満ちています。今、修復が進む熊本城内をはじめ、県内各地の神社仏閣に巨木が見られ、県民に親しまれている熊本県の木です。
3 植樹場所
有明アリーナ※(東京都江東区有明1-11-1)南側緑地
※ 第32回オリンピック競技大会(2020/東京)バレーボール競技及び東京2020パラリンピック競技大会車いすバスケットボール競技の会場
4 実施主体
被災地復興祈念植樹実行委員会
(構成団体:東京都、公益社団法人 国土緑化推進機構)
5 その他
「緑と水の森林ファンド」の助成により実施しました。(PDF版)