国土緑化運動カレンダー2024

原画コンクールとカレンダーのご紹介

国土緑化運動は、戦後間もない昭和25年に設立された「国土緑化推進委員会」を中心として、①天皇皇后両陛下の御臨席を仰ぎ実施する「植樹行事ならびに国土緑化大会」（現在の全国植樹祭）、②緑の羽根募金運動（現在の緑の募金運動）、③全日本学校植林コンクール（現在の全日本学校関係緑化コンクール）を3本柱として、「荒れた国土に緑の晴れ着を」をスローガンに一大国民運動として実施されてきました。

国土緑化運動・育樹運動ポスター原画コンクールは、これらの運動の一環として、昭和25年以来、毎年、文部科学省・農林水産省の後援のもとに実施されてきています。（児童・生徒からの育樹運動ポスター原画募集は、昭和57年用から）

毎年多数の応募をいただいており「令和5年用 国土緑化運動・育樹運動ポスター原画」には、全国の小・中・高等学校の児童・生徒から、33,854点の応募がありました。これらの応募作品から各都道府県の推薦を受けた作品について中央審査会で慎重な審査を行い、特選（文部科学大臣賞・農林水産大臣賞）6点（うち2点がさらに国土緑化推進機構会長賞受賞）、準特選（林野庁長官賞）9点、入選（国土緑化推進機構理事長賞）36点が決定し、国土緑化推進機構会長賞の2点が国土緑化運動・育樹運動ポスター用原画に決定しました。

本コンクール受賞者は全国植樹祭で表彰され、特選の6作品については、全国植樹祭において天皇皇后両陛下がご覧になられ作者へのお声がけが行われます。

国土緑化運動・育樹運動ポスターは全国で掲示され、みどりの月間（4月15日～5月14日）を中心とした国土緑化運動推進のために広く活用されます。

「国土緑化運動カレンダー2024」は、コンクールへの応募作品を活用して作成しました。使用している作品は、令和5年用原画コンクールの入選以上の受賞作品などの中から、季節性やカレンダーとしてのデザイン性などを考慮して選定しております。