林野庁補助事業『「企業等の森林づくり活動に対する評価手法」研修会』併催
-地球温暖化防止(省CO2の“見える化”)や生物多様性保全等の
新たな社会や産業界のニーズに合わせた「企業の森づくり」の推進方策を学ぶ -
平成20年度林野庁補助事業
『森づくりコミッション中央研修会』 開催要項
○近年「企業の森づくり」は、地球温暖化問題や企業の社会的責任(CSR)に対する社会や産業界等の意識が高まりを見せる中で、“製造業”や“卸売・小売業”に限らず、幅広い業種・業態等の企業等からの興味・関心が高まりつつあります。また、産業界においても(社)日本経団連自然保護協議会が中心となって企業による生物多様性保全に向けたCSR活動等の「ガイドライン」づくりが進むなど、今後「企業の森づくり」には、様々な側面からニーズの広まりや深まりが想定されています。
○また、2008年から京都議定書に基づく「第1約束期間」がはじまる中で、政府一体となって「低炭素社会づくり」に向けて省CO2の“見える化”に向けた検討が進展しており、昨年度の林野庁補助事業により開発された「企業等の森林づくり活動に対する評価手法」の活用も期待されています。
○そこで「森づくりコミッション全国協議会」では、(1)この様な新たな最前線の政府や産業界等の取組動向の情報収集を踏まえて、全国各地で「企業の森づくり」が活性化するとともに、(2)「森づくりコミッション」等の支援組織間や、「企業の森づくり」のサポートが行える全国規模のNPOや中間支援組織、さらには企業の広告宣伝・CSR活動等の支援を手掛けるプランナー・コーディネーター等とのネットワークづくりを通して、民間活力を活かした力強い「企業の森づくり」の支援体制を拡充することを目的として、『森づくりコミッション中央研修会』を開催します。
概要
開催日程:平成20年12月12~15日(金~月)
場所:東京都千代田区・江東区 (「農林水産省 講堂」及び東京都社会教育施設「BumB東京文化スポーツ館」)
研修内容:~こんなプログラムをご用意いたします~
(1)政府や産業界、個別企業等による取り組みの最前線の動向の話題提供
(政府の森林・木材分野での省CO2の“見える化”から、日本経団連による生物多様性保全等に向けた取組まで)
(2)「企業の森づくり」のサポート体制の確立・拡充に向けたコンテンツやパートナー等の話題提供
(環境貢献度の「定量的・定性的評価ソフト」の紹介から、専門的なNPOやプランナー等による話題提供まで)
(3)地域特性を生かしつつ、社会や産業界等の潮流に乗じた戦略的な「企業の森づくり」サポート制度づくり
(最新の潮流を踏まえつつ、専門家との「よろず相談」を交えて、地域特性を踏まえた戦略的なビジョン・プランづくり)
対象:~こんな方に、おススメです~
(1)都道府県の「企業の森づくり」支援施策等の担当スタッフ(出先事務所や市町村等を含む)
(2)都道府県緑化推進委員会や公社・森林組合、森づくりサポートセンター等で「企業の森づくり」に携わるスタッフ
(3)地域の「森づくりコミッション」等の森づくりサポートセンターに参画するNPO等のスタッフ
(4)今後、「企業の森づくり」の支援制度の創設や、サポートを行いたいと考えている行政や非営利団体のスタッフ
募集人数:20名(応募者多数の場合は、選考とさせていただきます)
参加費 :20,000円(宿泊費・食費等の実費として)
締め切り:平成20年11月20日(木) 必着
(社)国土緑化推進機構 情報・普及部(担当:立石・木俣)
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-7-5 砂防会館内
TEL.03-3262-8437 FAX.03-3264-3974