東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年は、地球温暖化防止や生物多様性保全に係る国際条約の目標年ともなっており、この年に向けて新しい社会の仕組みづくりを進めようという機運が国内で高まりをみせています。
日本は、古来から優れた「木の文化」を有し、現在も、国土の7割を森林で占める世界で有数の「森林国」ですが、近年における技術開発の進展に伴い、木造による中高層建築物の建設や店舗・オフィスにおける内装・家具等での木材利用など、都市部においても木材利用の可能性が拡がっています。
このため、林野庁が定める「木づかい推進月間」の記念行事として、1964年「東京オリンピック・パラリンピック」の開会から50周年に当たる10月10日に、日本の風土に育まれた木材がこれからの社会づくりにおいて果たす可能性について、第一線で活躍されている建築家の皆さんと議論するシンポジウムを開催します。
内容
基調報告
- 「都市での木づかいと林業の成長産業化」
・小島 孝文 (林野庁 木材産業課長)
- 「本物の木材の復権に向かう、都市建築物の未来」
・山梨 知彦 (建築家、株式会社日建設計 執行役員 設計部門代表)
- 「都市木造が、2020年の東京を未来につなげる」
・山田 敏博 (建築家、一級建築士事務所HUG代表、(NPO)team Timberize 理事)
基調講演
- 「地域で拡がる、世界で拡がる、都市での木づかい」
・隈 研吾 (建築家、東京大学教授)
パネルディスカッション
- 「建築家と語る、2020年に向けた都市建築物での木材利用」
登壇者:隈 研吾、山梨 知彦、山田 敏博、小島 孝文
会場
『TKPガーデンシティ竹橋』ホール11A
(東京都千代田区一ツ橋1-2−2 住友商事竹橋ビル)
交通
・東京メトロ東西線「竹橋」駅1b出口 徒歩1分
・都営新宿線・三田線、東京メトロ半蔵門線「神保町」駅A1・A9出口 徒歩5分
・都営新宿線、東京メトロ東西線・半蔵門線「九段下」駅6番出口 徒歩8分
※会場には、駐車場を用意しておりませんので、公共交通機関等をご利用下さい。
参加費
無料
申し込み方法
『2020年につなぐ、都市での木づかいシンポジウム』~建築家と語る、都市建築物での木材利用の未来~ 開催要領
本イベントは終了いたしました。
定員
300名
開催日程 | 平成26年10月10日(金) 終了いたしました。 |
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