近年、地球環境問題が複雑化・深刻化するとともに、グローバル化社会においては「自ら考え、行動する」人材育成が要請され、体験型・問題解決型のESD(持続可能な開発のための教育)の社会的役割が高まっています。
これまで生物多様性の主流化や森林・里山保全に向けて、企業・NPOは学校・地域等と連携した環境教育に取り組んでおり、ポストDESD(国連持続可能な開発のための教育の10年)に向けては、その裾野をさらに拡げ、取組の一層の深化を図っていくことが必要です。
そこで、これまでの森林・里山を活用した環境教育を総括するとともに、体験型・問題解決型ESDの推進に向けて、企業・NPOと学校・地域等の連携・協働のあり方を提言するフォーラムを開催します。
内容
基調報告1
-  「企業による生物多様性に関する環境教育の活発化に向けて」
経団連自然保護協議会 
基調報告2
-  「学校と企業・NPO・地域等が連携した段階的・発展的なESD推進の仕組みづくり」 
(公社)国土緑化推進機構
山下 宏文(京都教育大学 教授、森林文化教育研究会) 
概要報告
-  「世界に拡がる体験型・問題解決型プログラム「PLT」に学ぶ、これからのESD」
佐藤 敬一(東京農工大学農学部准教授)
(NPO)国際理解教育センター 
事例発表
- コウノトリ湿地ネット(兵庫県豊岡市)
 - 地球環境関西フォーラム(関西)
 - トヨタ自動車(株)(愛知県豊田市)
 - (NPO)穂の国森つくりの会(愛知県東三河地域)
 - 岐阜県 林政部 恵みの森づくり推進課(岐阜県)
 
同時開催
エクスカーション
11月10日(月) 12:00~18:15
学校関係緑化コンクールで入賞した、都市部と学校緑地と山村部の学校林、年間約7,000名を受け入れる「トヨタの森」を視察します。
ワークショップ
11月11日(火) 9:30~12:30
企業・NPO等による学校での「出前授業」や「体験活動の受入」の推進方法について、ワークショップ方式で議論します。
ポスターセッション
11月11日(火) 14:00~18:30
森林・里山でのESDを取り組む企業・NPO等による展示を行います。(ポスターセッションの出展団体も募集しています)
| 開催日程 | 平成26年11月11日(火) 14:30~18:00 | 
|---|---|
| 場所 | 『名古屋国際会議場』レセプションホールB (愛知県名古屋市熱田区熱田西町1−1) | 
| 募集期間 | 【 締 切 】平成26年10月31日(金) | 
| 対象者 | 企業、NPO、行政、学校、団体等 約160名(エクスカーション等は約30名) | 
| 事業期間 | 平成26年11月11日(火) 14:30~18:00 [エクスカーション・ワークショップ] 11月10日(月)12:00~11月11日(火) 12:30]  | 
| 主催 | (公社)国土緑化推進機構、経団連自然保護協議会 | 
| 応募方法 | 《①フォーラムのみにお申込みの方》 以下の文部科学省公式サイト内の参加申込フォームより、お申込み下さい。 [URL]http://www.esd-jpnatcom.jp/ 《②ポスターセッション・③エクスカーション・④ワークショップにお申込みの方》 下の「募集要項・申込書」(ワード書類)をダウンロードしてに必要事項をご記入いただき、以下の申込先まで「E-mail」または「FAX」にてお申込み下さい。 ※ ③または④に参加される方は、③の解散場所(JR・名鉄「金山」駅)の駅前の「名鉄イン名古屋金山」(7,500円(税込))をご用意できます[先着順・15名]。  | 
関連リンク
公益社団法人国土緑化推進機構 基金業務部 宛(担当:箕輪・木俣)
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-7-4 砂防会館別館5階
[TEL]03-3262-8451 [FAX]03-3264-3974 [E-mail]entry@green.or.jp