「ウッドデザイン賞2016」について
我が国においては、戦後造成した人工林が本格的な利用期を迎えており、適正な森林整備を進めていくためには、国産材の積極的な利用を促進していくことが重要です。
ウッドデザイン賞は、木の良さや価値を再発見させる製品や取組について、特に優れたものを消費者目線で評価し、表彰する新しい顕彰制度です。これによって“木のある豊かな暮らし”が普及・発展し、日々の生活や社会が彩られ、木材利用が進むことを目的としています。
受賞者には、様々な広報・PRの場を提供するとともに、生産から消費に関わる人のマッチングを進めていきます。
主催
ウッドデザイン賞運営事務局
- 特定非営利活動法人 活木活木(いきいき)森ネットワーク
- 公益社団法人 国土緑化推進機構
- 株式会社ユニバーサルデザイン総合研究所
(林野庁 補助事業)
募集期間
平成28年6月20日(月)~7月20日(水) 審査料:無料
表彰部門
ウッドデザイン賞運営事務局
((特)活木活木森ネットワーク、(公社)国土緑化推進機構、
(株)ユニバーサルデザイン総合研究所)
林野庁補助事業
(1)ライフスタイル・デザイン部門 〈木を使って暮らしの質を高めているものが対象〉 |
木を使うことで機能性や利便性を高めている、新しい領域で木の活用が提案されている、消費者に木のある豊かな暮らしを提案している、建築・空間、木製品、コミュニケーション、技術・研究など。 |
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(2)ハートフル・デザイン部門 〈木を使って人の心と身体を健やかにしているものが対象〉 |
木を使うことで快適性を高めている、五感や感性に働きかける、リラックス効果や健康維持・増進効果がある、建築・空間、木製品、コミュニケーション、技術・研究など。 |
(3)ソーシャル・デザイン部門 〈木を使って地域や社会を活性化しているものが対象〉 |
木を使うことで森林や地域の活性化に貢献している、人材を発掘・育成している、普及啓発効果が高い、作り手や担い手のストーリー性を伝えている建築・空間、木製品、コミュニケーション、技術・研究など。 |
応募対象分野
①建築・空間・建材・部材分野 | 店舗、施設、住宅、建材、部材など |
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②木製品分野 | 家具、インテリア、日用品、楽器、遊具など |
③コミュニケーション分野 | ワークショップ、プロモーション、人材育成、ビジネスモデルなど |
④技術・研究分野 | 技術、研究、調査、実験住宅、試作品など |
応募資格
森林・林業・木材産業関係者、建築・住宅・家具・インテリア産業関係者、設計士・デザイナー・クリエイター、施設・店舗のオーナー、小売・流通事業者、メディアなど、木づかいを推進するすべての方が対象。企業、個人、団体、自治体、学校、研究機関を問いません。
ウッドデザイン賞の構成
最優秀賞 | 1点 |
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優秀賞 | 数点×3部門 |
奨励賞 | 数点×3部門 |
ウッドデザイン賞 (入賞) | 二次審査を通過したものすべて |
応募方法
応募は「ウッドデザイン賞」ウェブサイト内の専用ページ(http://www.wooddesign.jp/)でのエントリーを基本としています。
審査委員会 (★:審査委員長、☆分野長 敬称略 )
〔全般〕 | ★ 赤池 学(プロジェクトデザイナー、科学技術ジャーナリスト) |
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〔建築・空間・建材・部材分野〕 | ☆ 隈 研吾 (建築家、東京大学教授) 腰原 幹雄 (東京大学 生産技術研究所 教授) 鈴木 恵千代 (空間デザイナー) 手塚 由比 (建築家) |
〔木製品分野〕 | ☆ 益田 文和 (プロダクトデザイナー) 高橋 正実 (デザイナー、コンセプター) 三谷 龍二 (木工デザイナー) |
〔コミュニケーション分野〕 | ☆ 日比野 克彦 (アーティスト、東京芸術大学 教授) 戸村 亜紀 (クリエイティブディレクター) 古田 秘馬 (プロジェクトデザイナー) 山崎 亮 (コミュニティデザイナー、東北芸術工科大学 教授) |
〔技術・研究分野〕 | ☆ 伊香賀 俊治 (慶應義塾大学大学院 教授) 相茶 正彦 (木材・バイオマス利用コンサルタント) 青木 謙治 (東京大学大学院 講師) 恒次 祐子 (森林総合研究所 主任研究員) |
「ウッドデザイン賞2016」応募に向けたセミナー・展示会等が開催されます
第1回には822点もの作品にご応募いただき、全国の方にご関心をお寄せいただいた「ウッドデザイン賞」。
第2回となる本年は、より多くの方々に「ウッドデザイン賞」の趣旨をご理解頂き、多くの作品にご応募を頂けるように、「スマートコミュニティjapan2016」や「木と住まいの大博覧会」等のイベントと連携して、応募に向けたセミナーや受賞作品の展示会・相談会等を開催いたします。
セミナーへのお申込み等、詳しくは下記Wordファイルをご覧ください。
関連リンク
各種お問い合わせ先:ウッドデザイン賞 応募事務局
TEL:03-5777-3128
FAX:03-6740-8333
お問い合わせ専用メールアドレス:info2016@wooddesign.jp